本研究会は、臨床理学療法研究会(現会長:山 﨑敦先生)の発足後に、学べる環境を担保するために設立いたしました。
設立当時は、現在のように数多くの場所で研修会等は行われておりませんでしたが、今では色々なところで様々な研修会が開催されており、環境は豊かになったように思えます。
研究会発足後長期に渡り多くの方々に支えられ育てて頂きました事を改めて感謝いたしております。
しかし、当時と比較し、更に厳しい医療情勢の時代だからこそ、患者さま主体、そしてセラピストとして納得できる治療技術の提供ができる自分を構築していく必要があります。だからこそ、多くのセラピストの先生方、一人一人が知識・技術を伸展させていくことはとても大切なことと思います。しかしながら、その過程の中で、一度の学びで数多くの情報と技術を修得することは大変難しい事です。だからこそ、日々気づき研鑽する事からはじめなければならないと思います。
たくさんの研修会が全国で開催されるようになって参りましたが、これからも私
たちは、その中の一つの支えとして、講
義だけでなく医療実学として、講義(知識)
と実技(技術)を合わせた学びの場を古都
京都発として提供していければと思ってお
ります