平成24年度

1
日 時:平成24年5月12日()~13日(
会 場:京都

テ‐マ:

足部機能障害における関節機能解剖学的臨床評価とインソール(足底板)

内容:

 インソールは、一般的に足部の構築学的破綻から生じる病態に対して作成されます。従って、その機能・構造を理解することが必須です。特に、アーチの低下・挙上において足根骨がどのような動きを呈するかを理解することが、作成する上で重要です。この点に基づき、各々の足根骨を誘導または制動することで、疼痛をコントロールします。本講義では、疼痛解釈のための評価方法とその為の触診、2日目の実技ではインソールの作製まで行います。

   

講 師:中宿伸哉先生(吉田整形外科病院)



2
日 時:平成24年6月30日()~7月1日(
会 場:京都

募集定員:50名程度
テ‐マ:

慢性腰痛における関節機能解剖学的臨床評価と運動療法の実際

内容:

 腰痛は症状であって病気ではありません。

従って病態が違えば運動療法も異なります。その見極めと運動療法とのマッチングについて、私の考え方をお伝えしたいと思います。

    

講 師:林典雄先生(中部学院大学) 



3
日 時:平成24年7月21日()~7月22日(
会 場:京都

募集定員:50名程度
テ‐マ:

膝関節機能障害における関節機能解剖学的臨床評価と運動療法の実際

内容:

 膝関節の機能不全は、靭帯や関節包、半月板などの関節支持組織や、筋、筋‐筋膜などの軟部組織の機能異常などに起因するローカルファクターと、身体運動の戦略的不適切さに起因するシステムファクターとによって引き起こされる。多くの場合、これらの要因はお互いに関連性をもっており、包括的なアプローチが求められる。

 本講義では、膝関節の機能障害について、ローカルファクターとシステムファクターの両者に対する評価と、アプローチについて実技を通して学習することを目的としたい。

    

講 師:石井慎一郎先生(神奈川県立保健福祉大学) 



4
日 時:平成24年9月15日()~9月16日(
会 場:京都

募集定員:50名程度
テ‐マ:

Klein‐Vogelbachコンセプトと動作を変化させるための動作分析と機能的運動療法の実際

内容:

 クラインフォーゲルバッハの運動学をベースにした動作観察から、システム理論や生態心理学的概念を応用した治療的介入を紹介する。

受講生同士で姿勢や動作を評価し、変化させる運動療法を展開する。

自らが変化して気づくことを目標にしたい。 

   

講 師:佐藤房郎先生(東北大学病院) 



5
日 時:平成25年3月9日()~3月10日(
会 場:京都

募集定員:50名程度
テ‐マ:

四肢・体幹機能障害における機能解剖学的臨床評価と運動療法の実際

内容:

 身体中心に位置する体幹部は内臓含有質量が大きいだけではなく、四肢と連結するため、あらゆる運動の土台となっている。肩関節、股関節は四肢との連結関節として重要であるばかりでなく、体幹と四肢相互に関連性を有する。体幹は立位や座位姿勢では荷重関節となり、多くの関節によりかなり自由な運動を呈する。

 本セミナーでは力学的解釈から理学療法を展開する理論について解説、実技を行わせていただく。    

 

講 師:福井勉先生(文京学院大学) 

 



6
日 時:平成25年3月23日()~24日(
会 場:京都

募集定員:50名程度
テ‐マ:
肩関節機能障害における関節機能解剖学的臨床評価と運動療法の展開

内容:

肩関節障害において最も直面する拘縮の問題を中心に、機能解剖学的に病態と技術のマッチングについて解説します。

理学療法士として治せる病態は確実に治す。

これが臨床家としての技術の妙だと思います。

 

講 師:林典雄先生(中部学院大学)