これまで2日間の研修会日程のみの運営をさせて頂いておりましたが、今年度より1日のみ日程を加えさせて
頂きました。
個人情報保護法に伴う肖像権の問題が出てきております。純粋に向学心による撮影と主催側は考えております。
しかし、本研究会の研修会ではありませんが、インターネットを介して講師、参加者の先生の同意もなく研修会の様子が公開されることに対して、本研究に関しても考慮して頂きたいという意見を頂きました。
研修会といたしまして検討した結果、写真、映像を伴う撮影およびレコーダーでの音声録音等につきましては禁止させて頂く事になりました。
なお、以上の行為がありました場合、研修会への参加は出来なくなります(研修費の返還につきましても、致しかねますのでご注意下さい)。
研修会へは上記を踏まえた上での申し込みとさせて頂きますので、何卒皆様のご協力とご配慮をお願いいたします。
平成30年度第1回研修会
平成30年 6月16日(土) ~6月 17日(日)
テーマ:
腰部と股関節の機能解剖学的特徴とその機能障害に対する運動療法の考え方と実際
~具体的評価と治療の実際~
期間:平成30年6月16日(土 12:00-18:00 )-6月17日(日 9:00-15:00)
対象者:実習(テーマに関する)に伴う触診がある程度出来る人
定員:20名前後
講師:林 典雄 先生(運動器機能解剖学研究所)
内容:「Hip-Spine Syndromeという言葉を知っていますか?これは股関節に何らかの機能障害が存在するために、その影響が脊柱に現れ腰痛や殿部痛が発生するものです。では、Spine-Hip Syndromeという言葉を知っていますか?これは、脊柱の後弯変形により骨盤が後傾し、その結果、股関節における骨頭被覆が減少し股関節痛が発生するものです。このように、腰痛を診る際には股関節を同時に考える必要があり、股関節痛を観る場合には腰椎を含めた脊柱のアライメントを考慮する必要があります。
本セミナーの1日目に、股関節疼痛において近年注目されているFAIという概念について、私なりの解釈並びに運動療法を考えてみたいと思います。FAIと診断されている股関節痛は本当に「impingementして痛いのか?」、現在我々が取り組んでいる超音波評価を含めてお話しします。2日目には慢性腰痛について実技を交えてお話しします。慢性腰痛は治療の前に「何が痛いか」を探る病態分類が絶対に必要です。治療すべき対象を明確にすることが結局腰痛治療の近道です。」
受講料:\20,000-(保険料込)
申し込み:終了しました
平成30年度第2回研修会
平成30年10月13日(土) ~10月14日(日)
テーマ:
肩関節と上肢体の機能解剖学的特徴とその機能障害に対する運動療法の考え方と実際
~具体的評価と治療の実際~
期間:平成30年10月13日(土 12:00-18:00 )-10月14日(日 9:00-15:00)
対象者:実習(テーマに関する)に伴う触診がある程度出来る人
定員:20名前後
講師:林 典雄 先生(運動器機能解剖学研究所)
内容:複雑な肩関節障害について、関節機能解剖学ならびに運動器超音波機能解剖所見と実際の運動療法技術との融合を図ります。肩関節機能を映画に例えるならば、主演俳優に該当するのが肩甲上腕関節、助演俳優に該当するのが肩甲胸郭関節です。互いが効率よく円滑に機能することで骨頭の求心性が維持されます。骨頭の求心性を乱す要因は様々ですが、その要因を抽出するのがscience、実際に治すプロセスがskillです。我々セラピストは何を治すのか?実際の技術は少し難しいかもしれないですが、そのskillがあるからこそセラピストです。2日間にわたりどっぷりと肩関節に浸ってください。
受講料:\20,000-(保険料込)
申し込み:終了しました。
*第2回研修会の開催地は滋賀の滋賀医療技術専門学校となっております。
申し込み時にご注意下さい。
上記研修会を開催するにあたりまして、募集人数が定数に満たない場合、研修会の開催を中止させて頂く場合がございます。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。