2日間の研修会日程にて開催させていただきます。
令和元年度第1回研修会
令和元年 10月5日(土) ~10月 6日(日) → 10月5日(土) のみ
テーマ:
肩関節と上肢体の機能解剖学的特徴とその機能障害に対する運動療法の考え方と実際
~具体的評価と治療の実際~
期間:令和元年10月5日(土 12:00-18:00 )-10月6日(日 9:00-15:00)
→ 令和元年10月5日(土 9:00-12:00 13:00-18:00 )
対象者:実習(テーマに関する)に伴う触診がある程度出来る人
定員:20名前後
講師:林 典雄 先生(運動器機能解剖学研究所)
内容:「複雑な肩関節障害について、関節機能解剖学ならびに運動器超音波機能解剖所見と実際の運動療法技術との融合を図ります。肩関節機能を映画に例えるならば、主演俳優に該当するのが肩甲上腕関節、助演俳優に該当するのが肩甲胸郭関節です。互いが効率よく円滑に機能することで骨頭の求心性が維持されます。骨頭の求心性を乱す要因は様々ですが、その要因を抽出するのがscience、実際に治すプロセスがskillです。我々セラピストは何を治すのか?実際の技術は少し難しいかもしれないですが、そのskillがあるからこそセラピストです。2日間にわたりどっぷりと肩関節に浸ってください。」
受講料:\20,000-(保険料込) → \15,000-(保険料込)
申し込み:受付終了
令和元年度第2回研修会
令和元年12月21日(土) ~12月22日(日)
テーマ:
腰部と股関節の機能解剖学的特徴とその機能障害に対する運動療法の考え方と実際
~具体的評価と治療の実際~
期間:令和元年12月21日(土 12:00-18:00 )-12月22日(日 9:00-15:00)
対象者:実習(テーマに関する)に伴う触診がある程度出来る人
定員:20名前後
講師:林 典雄 先生(運動器機能解剖学研究所)
内容:「Hip-Spine Syndromeという言葉を知っていますか?これは股関節に何らかの機能障害が存在するために、その影響が脊柱に現れ腰痛や殿部痛が発生するものです。では、Spine-Hip Syndromeという言葉を知っていますか?これは、脊柱の後弯変形により骨盤が後傾し、その結果、股関節における骨頭被覆が減少し股関節痛が発生するものです。このように、腰痛を診る際には股関節を同時に考える必要があり、股関節痛を観る場合には腰椎を含めた脊柱のアライメントを考慮する必要があります。
本セミナーの1日目に、股関節疼痛において近年注目されているFAIという概念について、私なりの解釈並びに運動療法を考えてみたいと思います。FAIと診断されている股関節痛は本当に「impingementして痛いのか?」、現在我々が取り組んでいる超音波評価を含めてお話しします。2日目には慢性腰痛について実技を交えてお話しします。慢性腰痛は治療の前に「何が痛いか」を探る病態分類が絶対に必要です。治療すべき対象を明確にすることが結局腰痛治療の近道です。」
受講料:\20,000-(保険料込)
申し込み:受付終了
令和元年度第3回研修会
令和2年3月21日(土) ~3月22日(日)
テーマ:
膝関節と足関節の機能解剖学的特徴とその機能障害に対する運動療法の考え方と実際
~具体的評価と治療の実際~
期間:令和2年3月21日(土 12:00-18:00 )-3月22日(日 9:00-15:00)
対象者:実習(テーマに関する)に伴う触診がある程度出来る人
定員:20名前後
講師:林 典雄 先生(運動器機能解剖学研究所)
内容:「膝関節障害についてはありふれた変形性膝関節症の疼痛に解釈に迫ります。OA膝患者を診る際には症候群として対応する姿勢が必要で、骨・軟骨に疼痛の原因を求めると迷路にはまります。理学療法士が治せるOA膝を明確にしていきましょう。足関節障害は長趾屈筋周辺組織の機能解剖学を背景に、拘縮、疼痛に迫ります。すこしマニアックになりますが、興味深い話になると思います。」
受講料:\20,000-(保険料込)
申し込み:受付終了
上記研修会を開催するにあたりまして、募集人数が定数に満たない場合、研修会の開催を中止させて頂く場合がございます。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。