平成23年度


日 時:平成23年 4月23日()~24日(
会 場:京都  6F 運動療法治療手技実習室
テ-マ:
慢性腰痛における病態の関節機能解剖学的臨床評価と運動療法の実際
講 師:林典雄先生(中部学院大学)  他 アシスタント

 

受講生より

 今回の研修を受けるまで、腰痛に対するイメージが複雑で苦手意識がありました。 腰痛という症状をいくつかのカテゴリーに分けることで、病態の理解がしやすくなりました。

 腰痛を改善させるには、腰部から股関節にかけて、どの部位で可動域制限が起こり、他の部位にメカニカルストレスが生じ、疼痛が生じているのかを考察することが大切だと感じました。
腰痛の主原因の一つとして、腰椎から仙腸関節にかけて走行している多裂筋の滑走を改善させ、腰椎椎間関節や仙腸関節のモビリティーを改善させることがポイントだと思いました。
 最後の腸腰筋のエクササイズは、腸腰筋の機能解剖に基づいた内容であり、大変分かりやすく臨床ですぐ使えるアプローチでした。
また、質の高い理学療法を行うためには、豊富な知識と正確な触診の技術が必要であり、日々自己研磨していきたいと思います。


2
日 時:平成23年5月21日()~22日(
会 場:京都
テ‐マ:荷重関節障害における病態運動学的力学メカニズムと治療介入(体幹編)
講 師:石井慎一郎先生(神奈川県立保健福祉大学)

 

受講生より

 2日間に渡り、コアコントロールについてのご講義をしていただきました。なぜ、コアコントロールというものがあり、どのような役割があるのか、実技の中でケーススタディを交えながら考えることで理解できました。また、当然の事ながら、起きた現象に対して、色々な選択肢を想起する評価し、治療し、再評価して「ドライバー」を見つけることが重要だと再認識出来ました。


3
日 時:平成23年 6月25日()~26日(
会 場:京都
テーマ:中枢疾患障害の評価と治療(ステージ1,全3ステージ)
講 師:冨田昌夫先生(藤田保健衛生大学)

  


受講生より

今回、日常動作における自己の定位についてご講義して頂きました。その中で、ベルンシュタインの動作構築のレベル等を用いて評価・実技を行って頂き、適切な筋緊張を保ちながら運動へと繋げることの重要性を学びました。
臨床に即した評価・実技であり、充実した2日間を送ることができました。自分のアプローチ方法の幅が広がり、今後の臨床に活用したいと思います。次回のご講義も楽しみにしています。


4
日 時:平成23年 7月23日()~24日(
会 場:京都
テーマ:四肢・体幹からみた皮膚運動学と理学療法の展開
講 師:福井勉先生(文京学院大学)

 


受講生より

今回の研修会は本当に新しい発見の連続でした。

実際、皮膚へのアプローチ前後で、関節可動域が変化することを目の当たりにすると、可動域制限の因子の一つとして、今後のアプローチの幅が広がったと感じました。

 ※動画の声が非常に小さいです。


5
日 時:平成23年8月27日()~28日(
会 場:京都
定 員:50名程度
テーマ:中枢疾患患者の評価と治療(ステージⅡ)
講 師:冨田昌夫(藤田保健衛生大学) 

 

 

受講生より

二日間に渡り、運動機能障害についてご講義を行って頂きました。
その中でも、幼児の発達過程に沿って自己組織化し、環境に適応していくことの重要性を学びました。 その過程において、ダイナミックタッチとオプティカルフローを統合することが必要であり、それに基づいたアプローチ方法を体感することができました。 今まで腹臥位でのアプローチに対して、理解に乏しかったため、今後の臨床に活用したいと思います。
第3回目のご講義も楽しみにしています。


6
日 時:平成23年10月1日()~2日( 

会 場:京都
定 員:50名程度
テーマ:身体運動からみた運動連鎖の姿勢動作への理学療法的介入

講 師:福井勉先生(文京学院大学)

 


7
日 時:平成23年11月5日()~6日(
会 場:京都
テ‐マ:荷重関節障害における病態運動学的力学メカニズムと治療介入(下肢編)
講 師:石井慎一郎先生(神奈川県立保健福祉大学) 

 


8
日 時:平成23年11月19日()~20日(
会 場:京都
テ‐マ:Klein-Vogelbachコンセプトとシステム理論による機能的運動療法

    の展開

    *講義と実習が主体となります。

講 師:佐藤房郎先生(東北大学病院) 

 


9
日 時:平成23年12月3日()~4日(
会 場:京都
テーマ:中枢疾患患者の評価と治療(ステージⅢ)

     *講義と実習が主体となります。
講 師:冨田昌夫(藤田保健衛生大学)

 


10
日 時:平成24年2月4日()~5日(
会 場:京都
テ‐マ:
林肩関節機能障害における関節機能解剖学的臨床評価と運動

     療法の展開

    *1日目は講義が主体、2日目は実習が主体です。

講 師:林典雄先生(中部学院大学)