平成26年度研修会案内


1
日 時:平成26年7月5日()~6日(
会 場:京都

テ‐マ:

股関節機能障害における関節機能解剖学的病態評価と運動療法の展開

概要

股関節周囲の筋肉の解剖、神経支配について解説する。同神経支配は機能解剖学的に類似した機能を有し、臨床的にも
関連した症状を認めることが多い。これらの知識を理解し身につけることは、運動療法を展開するうえで役に立つと思われます。
また、解剖を理解することは筋肉をリラクセーション・ストレッチングする上でも重要である。さらに可動域を回復できれば、筋力やバランスも可及的に改善させることもできるようになります。これにより、今までよりも治療成績を上げることができるようになると考えます。

 

講 師:赤羽根良和先生(佐藤整形外科)

アシスタント:細居雅敏先生(吉田整形外科病院)

終了しました。

 

 

 

 

 

 

「整形外科運動療法ナビゲーション」の共同著者


2
日 時:平成26年8月9日()~10日(
会 場:京都

テ‐マ:

慢性腰痛における関節機能解剖学的臨床評価と運動療法の実際

 

受講生へのメッセージ

腰痛は症状であって病気ではありません。疼痛はそこに病態があるから発生するのであって、その病態を捉えることができれば治療の方向性も決まるはずです。
我々理学療法士は、非特異的腰痛に対しどのレベルで診て、考え、治療方針を決定しているでしょうか?そのための必要な知識と技術を整理してみましょう。

 

 

講 師:林典雄先生(中部学院大学)

終了しました


3
日 時:平成26年9月6日()~7日(
会 場:京都

テ‐マ:

膝関節機能障害における関節機能解剖学的病態評価と運動療法の展開

 

概要

 膝関節は、屈曲と伸展という単純な運動を要求されるだけの関節であるにもかかわらず、リハビリテーションに関わる者であればだれもがその機能障害に悩まされる部位です。あと少しの伸展制限、あと少しの屈曲制限があなたを悩ませていませんか? このセミナーでは、①膝関節の機能解剖(深屈曲の運動学を含む)、②膝関節運動に関わる構造の触診、③膝関節の病態評価、④膝関節拘縮に対する運動療法について学びます。X線像やMRI画像、エコー像などの画像情報をふんだんに用い、技術については実技を行いながら理解を深めます。術後の皮膚の操作など、教科書に書かれない技術にも触れます。

 

受講生へのメッセージ

私は、「整形外科運動療法ナビゲーション」の責任編集者であり、「運動療法に役立つ単純X線像の読み方」の著者でもありますが、バリバリの臨床家です。臨床に基づく話をします。解剖学を復習して参加してください。

 

 

講 師:浅野昭裕先生 (碧南市民病院)

アシスタント:稲葉将史先生(平針かとう整形外科)

終了しました

 

 

 

 

「運動療法に役立つ単純X線像の読み方」の著者

 

 

 

 

「整形外科運動療法ナビゲーション」の共同著者


4
日 時:平成26年11月29日()~11月30日(
会 場:京都

テ‐マ:

足関節・足部機能障害における関節機能解剖学的病態評価と

運動療法の展開

 

概要 

 足関節、足部は、歩行など荷重時における床面からの外力を、一番初めに受ける部位である。特に足部のアーチは、個々の関節が協調して動くことで、その衝撃を吸収し、効率のよい運動へ変換する役目を持つ。したがって、これらの動きが1箇所でも破綻すれば、その影響が隣接する関節へ波及し、過剰負荷に伴う疼痛や、それを制御するための過剰な筋収縮反応によって様々な症状や疼痛を呈する。

 今回の講義では、足関節と足部の関係、足部アーチのメカニズムについて理解し、病態解釈のための評価方法と治療について講義、実技を行うとともに、それらに必要な触診技術について習得して頂く。

 

受講生へのメッセージ

 どの関節でも同じですが、的確に評価するためには、まず触診技術が必要であるため、各組織の触診をじっくりと行います。また、臨床では、限られた時間の中で、病態を絞り込む力が必要です。そのための問診から画像、理学所見による評価、治療までを解説します。

 

 

    

講 師:中宿伸哉先生(吉田整形外科病院)

アシスタント:篠田光俊(国際医療技術専門学校)

申込:終了しました

*第7回研修会への参加希望される場合は、「申込方法」のメッセージ欄に

  「第7回研修会希望と「靴のサイズのご記入をお願いいたします

 


7回   *日程にご注意下さい
日 時:平成27年3月21日()~22日(

会 場:京都

テ‐マ:

足部インソールでの介入(実技のみの講習になります)

*参加は第4回講習会を受講した方のみ対象となります。

概要  

 有痛性足部疾患に対するインソール療法は、的確な作製を行えば即効性の高い保存療法の1つとなるが、そのためには病態解釈だけでなく、インソールによって、個々の足根骨をどの方向に誘導または制動するのかを考えなくてはならない。今回使用するインソールは、ベース板に専用のパッドを貼付するタイプであるが、どの位置にどの程度の高さで貼付するのか、機能解剖をベースに作製する。

 

 

受講生へのメッセージ

 インソールを作製するにあたり、個々の足根骨を誘導、制動するためには、パッドがどの骨に位置しているのかを確認することが重要です。そのためには、まず足根骨が触診できていることが前提となります。また、インソール装着前と後でのアライメント変化を掴めるように、歩行分析のポイントを理解して頂きます。

 

 

講 師:中宿伸哉先生(吉田整形外科病院)

申込:終了しました

 

 

 

 

「整形外科運動療法ナビゲーション」の共同著者


5
日 時:平成27年1月24日()~1月25日(
会 場:京都

テ‐マ:

骨折の運動療法 -上肢編・下肢編-

 

概要

 骨折後の運動療法は、人工関節置換術などの比較的画一的な術後運動療法と違い、一例一例が全て異なります。

診断名は同じでも、受傷機転、骨折型、軟部組織の損傷状態、血管や神経損傷の有無、整復状態、合併症、全身状態、個人の状況などが異なり、手術療法が選択された場合は、固定法や手術方法で侵襲を受ける組織も異なります。
また、整形外科医との連携と共通認識が非常に大切で、これらを総合的に判断し運動療法を組み立てねばなりません。
本講義は、肩関節と足関節に対し整形外科医との共通認識をもつための基礎、理学療法評価、運動療法について解説する。

 

受講生へのメッセージ

 骨折後の運動療法に関して、生理学(修復過程)と解剖学、運動学を基に先の内容をお話しさせていただきます。幾分、難しい内容ですが、わかりやすく解説させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

講 師:松本正知先生(桑名西医療センター) 

申込:終了しました

 

 

 

 

「整形外科運動療法ナビゲーション」の共同著者


6
日 時:平成27年2月14日()~2月15日(
会 場:京都

テ‐マ:

肩関節機能障害における関節機能解剖学的病態評価と運動療法の展開

 

受講生へのメッセージ

肩関節障害ほど整形外科医と理学療法士が強い信頼関係を持って取り組まなければいけないと思います。しかしながら肩関節ほどセラピストのskillがそのまま治療結果に反映するのも事実です。いくら理屈はわかっても、技がなければ治らないということです。scienceとskillの融合を感じる一歩として受講してくれ
ると嬉しいです。

 

講 師:林典雄先生(中部学院大学)

アシスタント:福吉正樹(名古屋スポーツクリニック)

申込:終了しました