平成28年度研修会案内


【研修会スタイルについて】

 これまで2日間の研修会日程のみの運営をさせて頂いておりましたが、今年度より1日のみ日程を加えさせて

 頂きました。

【研修会の撮影について】

個人情報保護法に伴う肖像権の問題が出てきております。純粋に向学心による撮影と主催側は考えております。

 しかし、本研究会の研修会ではありませんが、インターネットを介して講師、参加者の先生の同意もなく研修会の様子が公開されることに対して、本研究に関しても考慮して頂きたいという意見を頂きました。

 研修会といたしまして検討した結果、写真、映像を伴う撮影およびレコーダーでの音声録音等につきましては禁止させて頂く事になりました。

 なお、以上の行為がありました場合、研修会への参加は出来なくなります(研修費の返還につきましても、致しかねますのでご注意下さい)。

 研修会へは上記を踏まえた上での申し込みとさせて頂きますので、何卒皆様のご協力とご配慮をお願いいたします。 


平成28年度第1回研修会

平成28  821()  

テーマ:

足関節および足部の機能解剖学的特徴とその機能障害に対する運動療法の考え方と実際

期間:平成28 821() 10:0017:00

定員:20前後

講師:中宿 伸哉 先生(吉田整形外科病院)

 

    内容:足関節、足部は、歩行など荷重時における床面からの外力を、一番初めに受ける部位であ

     り、れらの機能の安定が、バランスやパフォーマンスの能力を左右することは言うまで

     もありません。

        もちろん、体幹機能や膝関節の安定性による影響も考慮する必要はありますが、まずは、

          十分な足関節、足部の機能を理解した上で、これらとの関連性を考えることも必要です。

          本講義では、その導入としての機能解剖をもとに、それぞれ病態解釈のための評価方法や

          治療方法について習得して頂きます。

  受講料:\12,000-(保険料込)

  申し込み:終了しました


平成28年度第2回研修会

平成28  910(

 テーマ:

アライメント是正を目的とした足底挿板療法(インソール)の実際

期間910() 10:0017:00

定員:20名前

講師:中宿 伸哉 先生(吉田整形外科病院)

    内容:有痛性足部疾患に対するインソール療法は、的確な作製を行えば即効性の高い保存療法の

         1つとなります。特に、足根骨1つ1つの動きが、どのように逸脱し病態を呈するのか、

         また、それぞれの動きを、インソールにてどのように誘導、制動することで治療に結びつく

         のか、これを考えることがインソール作製においては重要となります。

       今回使用するインソールは、ベース板に専用のパッドを貼付するタイプですが

            どの位置にどの程度の高さで貼付するのか、機能解剖をベースに作製致します。

   受講料:\21,000-(インソールキット+保険料込)

申し込み:中止させていただくこととなりました。


平成28年度第3回研修会

●平成28  1120()

テーマ:

肩関節の機能解剖学的特徴とその機能障害に対する運動療法の考え方と実際

(肩関節脱臼、上腕骨近位部骨折、投球障害肩)

期間平成281120日(日)10:0017:00

定員:20名前後

講師:福吉 正樹 先生(名古屋スポーツクリニック

 内容:整形外科を訪れる患者の主訴は総じて疼痛であり、これを改善するための一手段として運動療法が処方される。しかしながら、われわれ療法士は疼痛そのものに直接アプローチする術を持っておらず、関節可動域や筋力といった機能的側面から疼痛の原因を追究していくことになる。特に、肩関節では「可動性」と「安定性」という相反する機能が要求され、これらの機能が破綻することで疼痛が発生する。

    今回は、肩関節脱臼・上腕骨近位部骨折・投球障害肩を例に、その運動療法の考え方と実際の

       アプローチについて述べていきます。

    受講料:\12,000-(保険料込)

       申し込み:終了しました


平成28年度第4回研修会

平成28  123()

テーマ:

  膝関節の機能解剖学的特徴とその機能障害に対する運動療法の考え方と実際

期間:平成28123日(土)10:0017:00

定員:20名前後

講師:岸田 敏嗣 先生(運動器機能解剖学研究所)

内容:今回は膝関節をテーマに痛みや可動域制限をどう捉えるかを評価・解釈を中心に実技を交えて進め

          たいと 思います。基礎に立ち返り解剖学、機能解剖学、運動学を再確認することで新たに見えてくる

          ものがある事を感じていただき、それぞれ求めるものが違うのかもしれませんが、現時点でどこに目を

          向けるべきかを一緒に考えていきたいと思います。

受講料:\12,000-(保険料込)

申し込み:終了しました


平成28年度第5回研修会

●平成29  128() 1 29()

テーマ:

腰部の機能解剖学的特徴とその機能障害に対する運動療法の考え方と実際

   ~具体的評価と治療の実際~

期間:平成29128日(土  12:00-18:00 )-129日(日  9:00-15:00

   *2日間の受講のみになります

定員:20名前後

講師:林 典雄 先生(運動器機能解剖学研究所)

 内容:非特異的腰痛に対する運動療法の第一歩は病態を分類することです。病態分類を進めるうえで、整形外科医

        によるエコーガイド下ブロックの所見は非常に重要です。整形外科医によるブロック所見と理学療法士によ

    る運動療法とがマッチングしていることが、これからの腰痛治療に求められてくるでしょう。

    理学療法士は、病態を頭に浮かべる「知識」、病態を絞り込む「評価技術」、最後に治すための

    「治療技術」、3本の矢をしっかりと持って患者と対峙したいものです。本研修会が腰痛治療を見直す

    きっかけになれば幸いです。

  受講料:\20,000-(保険料込)

  申し込み:定員となりました。応募いただきありがとうございました。


平成28年度第6回研修会

平成29 225()~平成29 226()

テーマ:

股関節の機能解剖学的特徴とその機能障害に対する運動療法の考え方と実際

期  間:平成29225日(土 12:00-18:00)-26日(日 9:00-15:00

     *2日間の受講のみになります

定員:20名前後

講師:松本 正知 先生(桑名西医療センター 整形外科 リハビリテーション室

 内容:本講義では、大腿骨近位部骨折の疫学や分類、画像所見の見方、整形外科的な診断と治療の

       考え方、理学療法評価、これらを基にした機能解剖学的な運動療法の展開を順序立ててお話し

       させて頂きます。

    特に本年度は、人工股関節・人工骨頭置換術で知っておくべき知識を網羅し、

       「正座をして良いの?」「和式トイレの使用は?」「股関節の外転枕はいつまですべき?」

    など、普段の臨床で疑問に思われていることにもディスカッション形式で答えさせて頂きたい

       と思います。

  受講料:\20,000-(保険料込)

  申し込み:中止させていただくこととなりました。


平成28年度第7回研修会

平成29  325() ~平成29  326(

テーマ:

肩関節の機能解剖学的特徴とその機能障害に対する運動療法の考え方と実際

   ~評価の実際と治療法の選択と実際~

期間:平成29325日(土 12:00-18:00)-326日(日 9:00-15:00

      *2日間の受講のみになります

定員:20前後

講師:林 典雄 先生(運動器機能解剖学研究所)

 内容:理学療法士のskillが臨床成績に強く反映する関節障害の一つに肩関節があると考えていま

        す。その理由は、奥深い機能解剖学を背景に、疼痛、拘縮、不安定性などに対応していかな

        ければならないからです。整形外科医が完璧な手術を行ったとしても、その後の運動療法を

        担当する理学療法士の能力が低ければ、決して満足する結果は得られません。逆に、整形外

        科医と理学療法士が強力なタッグを組んで取り組むべき関節障害が肩関節ともいえます。

        安定した成績を出すこつは簡単ではないですが、

              Head(知識)、Hand(技)、Heart(継続する根性)を持って鍛錬することが必要です。

  受講料:\20,000-(保険料込)

  申し込み:参加上限に達したため募集を締め切りました。(追加募集の際は改めて告知させていただきます。)


 上記研修会を開催するにあたりまして、募集人数が定数に満たない場合、研修会の開催を中止させて頂く場合がございます。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。